プラチナとは?魅力や純度、人気のジュエリーを徹底解説!

プラチナを使用したジュエリーは、日本だけでなく世界中で愛されています。

結婚指輪や婚約指輪など、一生もののジュエリーに使われることも多く、長く使える本格的なジュエリーを探している方には特におすすめの素材です。

とはいえ、

「プラチナという素材は知っているものの、詳しいことはよくわからない」

という方も多くいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、プラチナの特徴や純度による違い、人気のジュエリーについて詳しく解説していきます。

プラチナとは?

プラチナは、銀白色の美しい光沢が特徴的な素材です。

変質や変色に強く、耐久性に優れていることから高級アクセサリーによく使用されます。

和名は「白金」であり、南アフリカが全産出量の70%を占めています。

そんなプラチナは、元素記号を用いて「Pt」と記載されることも多いです。

金と比較して柔らかい性質を持つプラチナは、若干加工がしにくく、Pt999のプラチナはアクセサリーには向いていません。

ジュエリーに用いられるプラチナは、

  • パラジウム
  • ルテニウム
  • イリジウム

など、その他の金属と合金して強度を高めています。

この作業のことを「割金」と呼びます。

プラチナの魅力は?

そんなプラチナの魅力は、以下の通りです。

  • 変色・変質しにくい
  • 日本人の肌と相性が良い
  • シーン問わず使える
  • 加工がしやすい
  • 希少性が高い

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

変色・変質しにくい

金属には様々なものがありますが、中には汗や水などによって変色しやすいものもあります。

しかし、プラチナは変色や変質に強いため、1日中身につけられます。

このように、非常に耐久性に優れており、長持ちすることから、婚約指輪や結婚指輪、その他高級ジュエリーの素材として使われることが多いです。

定期的にメンテナンスを行い、大切に使っていれば長持ちしますので、一生もののジュエリーを探している方にも最適といえます。

日本人の肌と相性が良い

プラチナは、柔らかく美しい白銀を放つことで有名な素材です。

この輝きは、日本人特有の黄味がかかった肌と相性が良く、コーディネートに箔をつけてくれます。

また、全身に高級感を与えてくれる素材でもありますので、特別な日に身につけるのもおすすめです。

シーン問わず使える

シーン問わず使えることも、プラチナらならではの魅力といえます。

美しく、それでいて柔らかい光沢を放つ素材ですので、フォーマルシーンはもちろん、カジュアルシーンでも使いやすいです。

ちょっとしたお出かけや買い物の際に身につけることもできますので、利便性を重視している方にピッタリです。

加工がしやすい

プラチナは、金と比べて柔らかい素材であり、加工がしやすいです。

素材にこだわったジュエリーは比較的長持ちしますが、それでも使っていればいずれ劣化していきます。

プラチナ素材のジュエリーも、使い方や環境によっては、変形してしまったり、くすんでしまったりすることがあります。

そんなときでも、気軽にリフォームが行えるため、1つのジュエリーを長く使いたい方や、次の世代に引き継げるジュエリーを探している方にもおすすめです。

希少性が高い

プラチナは採掘量に限りがある希少価値の高い素材です。

このようなことから、婚約指輪や結婚指輪など、特別なジュエリーに最適といえます。

プラチナが使われているジュエリーは、総じて価格が高く、中には購入を躊躇してしまっている方もいると思いますが、その分リセールバリューも高いです。

リセールバリューとは、再販するときの価格のことであり、中古として販売する際にどれくらいの価格がつくかを示したもののことです。

プラチナのジュエリーは、中古市場でも人気を集めているため、高価買取に期待できます。

中には、プラチナのジュエリーをアクセサリーとしてだけでなく、資産として持つ方もいます。

【純度別】プラチナの種類と特徴

金の場合は、純度を24金や18金といったように「24分率」で表記しますが、プラチナの純度は「千分率」で表記されるのが一般的です。

以下、プラチナの純度とその特徴について詳しく見ていきましょう。

Pt999(Pt1000)

Pt999と刻印されているアイテムは、プラチナの純度が99.9%となっています。

こう聞いて、

「プラチナ100%のアイテムもあるのでは?」

と考える方もいると思いますが、プラチナの最高純度はPt999です。

つまり、プラチナ100%は存在しないことになります。

ただ、10年以上前に製造されたプラチナ製品は「Pt1000」という表記が用いられていることもあります。

このようなプラチナを「純プラチナ」と呼びますが、傷がつきやすく、輝きが鈍いという特徴があるためジュエリーよりも工業製品などに使用されることが多いです。

とはいえ、純粋な愛を誓うという意味で、あえてPt999の婚約指輪や結婚指輪を購入する方もいます。

Pt950

Pt950は、純度95%のプラチナのことです。

割金と呼ばれる別の金属を混ぜているため、純プラチナに比べて硬度に優れています。

また、比較的加工がしやすいため、ジュエリーにも多く用いられています。

プラチナの含有量が多いため、その分価格も高めですが、リセールバリューも高く、トータルで見るとお得になることもあります。

ただし、日本ではPt950があまりメジャーではないため、海外ブランドのプラチナリングの修理を国内の工房に依頼した場合、断られるケースもありますので注意しましょう。

Pt900

Pt900は、プラチナに10%の割金を混ぜたもののことです。

Pt950よりも硬度が強く、傷がつきにくいことから、ジュエリーにも多く用いられています。

十分な輝きを放つにもかかわらず、Pt950よりも価格を抑えられるため、コスパを重視しつつ、美しいジュエリーを手に入れたいと考えている方に最適です。

結婚指輪や婚約指輪も、Pt900の製品が多くなっていますので、長く使えるジュエリーを探している方はぜひチェックしてみてください。

Pt850

Pt850は、15%の割金が含まれたプラチナのことです。

日本では、正式にプラチナと認められるのが「Pt850」までであり、これ以下の純度のものは厳密にいえばプラチナとして認められません。

Pt900以上の硬さを持っているため、様々な製品に使われています。

プラチナは、純度が高くなればなるほど黒っぽく見えるのですが、Pt850は白い輝きを放つため、価格を抑えて美しいジュエリーを手に入れたいと考えている方におすすめです。

その他の種類

先ほども解説したように、日本ではPt850までがプラチナとして認められています。

ただ、Pt750/650/585/505といった製品も存在しています。

これらは、正式にプラチナとは認められませんが、プラチナが含まれていることは間違いありません。

とはいえ、Pt850以上と比較すると資産価値がほとんどなく、ジュエリーに使われることも少ないです。

プラチナはどんなジュエリーに使われている?

プラチナは、以下のようなジュエリーに使われることが多いです。

  • リング
  • ネックレス
  • ピアス
  • ブレスレット

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

リング

プラチナのリングは、婚約指輪結婚指輪に用いられることが多いです。

先ほども解説したように、Pt999の純プラチナと呼ばれる製品は、リングをはじめとするジュエリーには使われないことが多いですが「純粋な愛を誓う」という意味であえて婚約指輪や結婚指輪に用いる方もいます。

当然、婚約指輪や結婚指輪以外でも人気の素材であり、普段使いも可能です。

日々のコーディネートにプラチナのリングをプラスすれば、ワンランク上のオシャレを楽しめるようになります。

ネックレス

プラチナのネックレスは、首元に輝きを与えてくれるだけでなく、肌の美しさをより強調してくれます。

高級感や落ち着きも演出できるため、特別なネックレスを探している方にピッタリです。

また、男女問わず人気を集めている素材であり、利便性や万能性に優れていることも特徴の1つといえます。

中には、プラチナのネックレスを肌身離さず身につけている方もいますので、取り外しの頻度を減らしたい方にもおすすめです。

ピアス

柔らかく、それでいて美しい輝きを放つプラチナは、ピアスにも使われています。

ピアスは、顔周りを一気に明るくしてくれるアイテムであり、コーディネートにアクセントを加えたい場合にもおすすめです。

小ぶりなピアスから大ぶりなピアスなど、バリエーションも豊富であり、それぞれで雰囲気が異なりますので、好みやファッションの系統に合わせて選んでみてください。

ブレスレット

プラチナのブレスレットは、手元を美しく彩ってくれるアイテムです。

手首をほっそり見せてくれたり、コーディネートにメリハリをつけてくれたりと、多くの魅力があります。

また、ピアスやネックレスと違って、常に目に入るジュエリーですので、気分を上げてくれること間違いなしといえます。

様々なブランドが、プラチナを使ったブレスレットやバングルを展開していて、それぞれでデザイン性が大きく異なりますので、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。

まとめ

銀白色の美しい光沢が特徴的なプラチナは、ジュエリーに使われることが多いです。

そんなプラチナは、純度によって輝きや硬さが異なり、価格帯も変わってきます。

ジュエリーには、Pt950以下が使われることが多いです。

Pt999は、柔らかすぎて加工が難しいため、ジュエリーに使用されることは稀ですが、純粋な愛を誓うという意味であえてPt999の婚約指輪や結婚指輪を用意する方もいます。

プラチナは、リングやネックレス、ピアスやブレスレットなど様々なジュエリーに使用されていますので、お気に入りのアイテムをじっくり探してみましょう。

ロンドでも、プラチナ製のジュエリーを多く扱っていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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