接着剤はNG!?指輪の石が取れてしまったときは修理店に持ち込む

お気に入りの指輪から宝石が取れてしまったとき、どうすれば良いのか悩まれる方は少なくないでしょう。

大切なジュエリーに関するトラブルでは、正しい対処法を知っておくことが大切です。

この記事では、接着剤で応急処置をするのがなぜ良くないのか、また石が取れた際におすすめの修理方法をご紹介します。

指輪の石って取れるの?

日常的に指輪を着けていると、摩擦や衝撃が加わり、宝石が取れてしまうことがあります。家事や運動中に指輪が引っかかったり、無意識のうちに当たったりすることが原因になることもあります。

また、長い間身に着けていると、金属部分がすり減ってしまい、石が取れやすくなることも珍しくありません。

こうしたトラブルは、どんなに大切にしていても起こり得るものです。

宝石が取れてしまった時の対処法

大切な指輪から宝石が取れてしまったときは、慌てずに以下の方法で対処しましょう。

石を保管する

最初に取れてしまった宝石は失くさないように大切に保管しましょう。

小さなジッパーバッグやジュエリーボックスに入れて保管して、石に傷がついたりなくしてしまったりするのを防ぎましょう。

宝石によっては非常に小さく、失くしてしまいやすいので、早めに保管場所を確保しましょう。

購入した店舗や修理店に相談

宝石を保管したら、指輪を購入した店舗や信頼できるジュエリー修理店に相談しましょう。購入した店舗であれば、デザインや素材に応じた適切な修理方法が提案されるかと思います。

また、保証がついている場合もあるので、購入時の書類を確認しておくと良いでしょう。

ブランドや保証内容によっては無償で修理を受けられるケースもあります。

一方、購入店舗以外の修理店にも、修理のスピードが速いなどのメリットがあります。

また、専門性の高い店舗であれば、高級なものや思い出のあるジュエリーに関する修理でも安心できるでしょう。

修理費用が購入店舗よりも安く抑えられることもあります。

修理ができないケース

状態によっては、修理が難しいケースもあります。

例えば、宝石が破損していたり、デザインが特殊で代替の石が見つからない場合です。こういった場合でも、購入店やジュエリーを専門とする修理店に相談することで、リフォームや新しい宝石の提案を受けられるかもしれません。

諦めずにまずは問い合わせをしてみることが大切です。

家庭用接着剤は使えない!

不意に宝石が取れてしまったとき、身近にある瞬間接着剤やボンドを使って宝石を元の位置に固定したくなるかもしれません。

しかし、家庭用の接着剤は基本的にはジュエリーには適していません。

その理由についても知っておきましょう。

宝石の輝きが鈍くなる

接着剤を使用すると、石の表面や裏面に付着して輝きが鈍くなることがあります。

宝石本来の美しさが失われる原因となり、見た目の印象が大きく変わってしまいます。

なかでも、ダイヤモンドのように透明度のある宝石は、著しく輝きが損なわれてしまいます。

宝石を傷つける可能性も

瞬間接着剤は強力な成分を含むため、宝石や指輪の金属部分を傷つける可能性があります。

エメラルドやトパーズなど、デリケートな宝石や高価な金属であるほど、接着剤によるダメージを受けやすいので注意しましょう。

接着力が足りない

家庭用接着剤は一時的に石を固定することはできても、日常的な摩擦や衝撃には耐えられません。

そのため、再び石が外れてしまい、同じようなトラブルが繰り返される恐れが高くなります。

今回はたまたま宝石の落下に気がついたものの、気が付かない間に落ちてしまうと、紛失してしまうことも考えられます。

まとめ

指輪の石が取れてしまったときには、接着剤での応急処置は避け、まず宝石を大切に保管してから専門店に相談することが大切です。

ジュエリーの専門店で修理を依頼することで、宝石や指輪の素材に応じた最適な方法で美しい状態に戻してもらうことができます。

大切な指輪だからこそ、正しい対処で長く使い続けられるようにしましょう。

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