7月の誕生石の意味を知っていますか?
7月の誕生石について詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに7月の誕生石や石言葉などについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、ルビーの種類についても紹介します。
今回は以下の内容について解説していきます。
・7月の誕生石ルビーの歴史
・7月の誕生石ルビーはどんな石?
・7月の誕生石ルビーの種類
・ルビーの手入れ方法
・ルビーの保管方法
・7月の誕生石ルビーの石言葉
・ジュエリーの購入や修理なら「ロンド」へ
7月の誕生石ルビーの歴史
ルビーの名前は、ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」に由来します。
古い時代には、赤い宝石はすべてルビーと呼ばれていました。
旧約聖書にもルビーの記述が見られ、古代ギリシアでは戦いで勝利をもたらすお守りとして兵士が身に着けていたと言われています。
ルビーは、戦いの勝利だけでなく、病気、悪運、呪いなどあらゆる災厄から守る宝石としても大切にされてきました。
ルビーには薬効があると信じられていた時代もあり、古くからルビーが産出されていたインドでは、ルビーを粉末にした秘薬が使用されていました。
ルビーを体内に取り込むと、恐怖心がなくなり快感が増幅されると信じられています。
また、風邪や肝臓にも良いとされ、蛇の毒の解毒剤としても使用されていたそうです。
ルビーを薬として飲むなんて現代では考えられませんが、昔の人々はそれほどルビーの不思議な力を信じていたのでしょう。
7月の誕生石ルビーはどんな石?
ルビーの赤色は、炎や血を象徴する色とされてきました。
太陽が燦々と輝く7月にふさわしい誕生石で、その美しい輝きから魔除けやスピリチュアルストーンとしても利用されてきました。
ルビーの名前は、ラテン語の「ruber」に由来し、「ruber」は愛と情熱の色「赤」を意味します。
さらに、サンスクリット語ではルビーを「ratnaraj(ラトナラジュ、宝石の王)」と呼びます。
ルビーはダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持ち、「宝石の王」または「宝石の女王」として古くから重宝されてきました。
また、7月の誕生石であると同時に、結婚15周年や結婚40周年の贈り物としても人気があります。
ルビーは日本でも「紅玉」として古くから親しまれ、現在でもダイヤモンド、サファイア、エメラルドと並んで四大宝石に数えられています。
それぞれの宝石は個性的な輝きで見る者を魅了しますが、実はルビーとサファイアは同じ鉱物、コランダムです。
深紅のルビーと鮮烈なブルーのサファイアは全く異なる石のように見えますが、どちらもコランダムに属し、赤色のコランダムをルビー、青色や緑色のコランダムをサファイアと呼びます。
不純物を含まないコランダムには色がなく、微量のクロムが含まれることで赤色が現れます。
ただし、ルビーとなるコランダムはクロムの含有量が非常に微妙で、約1%のクロムを含むものだけがルビーとされます。
クロムの量が0.1%以下だと薄い赤色になり、それはピンクサファイアと分類されます。
クロムが5%以上含まれるとエメリーという黒い粒状の鉱物になり、これは研磨剤や道路の滑り止めに使用されるものの、宝石としての価値はありません。
つまり、ルビーは非常に希少で選ばれた石です。
7月の誕生石ルビーの種類
ピジョンブラッド
赤色の濃さと鮮やかさが特徴です。
クロムが含まれる絶妙なバランスによって、燃えるような輝きを持ち、その中でも最高品質の石として市場で高値で取引されます。
ビーフブラッド
鉄分による黒っぽい赤色のルビーです。
ピジョンブラッドと比較すると暗めですが、高級感と落ち着きを持つ色味です。
このルビーも市場でよく取引されるポピュラーなものです。
チェリーピンク
明るい赤色が特徴で、ピンクやパープルの色味を持つため、可愛らしさがあります。
他のルビーとは異なる魅力を持っています。
ルビーの手入れ方法
柔らかい布で優しく拭く
ルビーは衝撃に強いですが、グレードの低い個体は衝撃で破損する可能性があります。
日常使いしやすい宝石のため、使用のたびにジュエリークロスなどで裏側を中心に優しく拭くことをお勧めします。
中性洗剤と柔らかいブラシを使用するか30分付け置きする
30度前後のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、やわらかいブラシや歯ブラシで汚れを撫でるように落とします。
洗浄後は、ぬるま湯か水で洗い流してください。
頑固な汚れの場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に30分程度付け置きし、その後水洗いして拭き上げてください。
超音波洗浄もできる
宝石の種類によっては使用できないものもありますが、ルビーは超音波洗浄が可能です。
汗や皮脂などを効果的に取り除き、日常的なお手入れでは落としきれない汚れも除去できます。
汚れが取れない場合は業者に依頼
自分での手入れで満足できない場合は、宝石のクリーニングを行っている専門業者に依頼することをおすすめします。
プロが新品同様にクリーニングする他、再メッキ加工などの依頼も可能です。
ルビーの保管方法
他のジュエリーと一緒に保管したりしない
ルビーは硬く靱性も高いため割れにくく日常使いに向いていますが、他のジュエリーを傷つける可能性があります。
保管する際は、他のジュエリーと一緒にしないようにしましょう。
直射日光や湿気の多い場所は避ける
丈夫な宝石のイメージがありますが、ルビーは紫外線や湿気に弱く、変色や劣化の原因となるため、保管場所には注意が必要です。
熱や衝撃に強い
ルビーは熱や酸に強く、宝石職人にとって取り扱いやすい宝石とされています。
日常生活でも使用しやすく、衝撃にも強いため、日々の小さな衝撃には耐えることができます。このため、頻繁に使用してもほぼ問題のない宝石です。
衝撃に強いからといって適当に扱ったりしない
衝撃に強いルビーですが、雑に扱うと傷がついたり壊れたりすることもあります。
例えば、ルビーのネックレスを乱雑に机の上に置くと、傷が入ることがあります。
毎回丁寧に取り扱い、ルビーの価値を高めるようにしましょう。
7月の誕生石ルビーの石言葉
ルビーの石言葉には「情熱」「愛情」「勝利」「良縁」「勇気」などがあります。
ルビーを贈り物にするなら、誕生石として7月生まれの方、積極性の象徴として、夢を追いかけている方へのお守りとしても素晴らしいプレゼントになります。
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ジュエリー修理をおすすめする理由については下記の記事を参考にしてください。
https://ronde-shop.com/blogs/news/2027-1-12-ronde-jewelry
まとめ
今回は、7月の誕生石や石言葉などについて詳しく紹介しました。
7月の誕生石や石言葉について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
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