6月の誕生石の意味を知っていますか?
6月の誕生石について詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに6月の誕生石や石言葉などについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、ブルームーンストーンの種類についても紹介します。
今回は以下の内容について解説していきます。
・6月の誕生石ブルームーンストーンの歴史
・6月の誕生石ブルームーンストーンはどんな石?
・6月の誕生石ブルームーンストーンの種類
・ムーンストーンの手入れ方法
・ムーンストーンの注意点
・6月の誕生石ブルームーンストーンの石言葉
・ジュエリーの購入や修理なら「ロンド」へ
6月の誕生石ブルームーンストーンの歴史
紀元前1世紀ごろに知られるようになったムーンストーンは、「ムーンストーンの元祖」とも呼ばれます。
古代ローマの大プリニウスが著した「博物誌」や、13世紀のアルベルトゥスによる「鉱物書」にもその記述があります。
古代では、ムーンストーンは月の光によって大きさが変わると信じられていました。
アジアでも、古代から月に関連する石と考えられており、特に古代インドでは、月の光が固まってできた石と信じられていたムーンストーンは聖なる石とされ、神官たちが身に着けて大切に扱っていました。
ムーンストーンにまつわる伝承は世界各地に残っており、いずれもその輝きが月の光を連想させるため、月と深い関係があると信じられています。
6月の誕生石ブルームーンストーンはどんな石?
ムーンストーンは、和名で「月長石(げっちょうせき)」と呼ばれ、親しまれています。
その特徴的な美しさは、月のような青白い光の反射にあります。
この光の効果は「シラー」と呼ばれ、石の角度を変えることで、白や青、虹色といった色の変化を楽しむことができます。
ムーンストーンは、複数の層が重なった構造を持ち、この層に光が入り込み乱反射することで、その独特の美しい色が生まれます。
それぞれの石が個性を持っているので、特別なムーンストーンを見つけてみてください。
6月の誕生石ブルームーンストーンの種類
ブルームーンストーン
ムーンストーンの中でも人気のある種類です。
青色をしたムーンストーンではなく、宝石自体は白色で、シラーで浮かび上がる光が美しい青色をしています。
石の層が薄いほど、青色がより際立ちます。
ロイヤルブルームーンストーン
ブルームーンストーンの中でも特に美しいシラーと透明な地色を持つものをロイヤルブルームーンストーンと呼びます。
非常に希少で、市場でも高額で取引されることが多いです。
アデュラリアンムーンストーン
他のムーンストーンに比べて透明度が高く、透き通った石に浮かび上がる青い光が特徴です。
その輝きはまた別の美しさを持っています。
ホワイトムーンストーン
アデュラリアンムーンストーンとは異なり、宝石自体が真っ白です。
シラーも白に近い青色をしており、他のムーンストーンとは一味違った魅力があります。
レインボームーンストーン
2種類あります。
1つはラブラドル長石で、カナダのラブラドル地域が産地です。
もう1つはラブラドライトで、マダガスカルが産地です。
薄い色の宝石が様々な色の青みがかった光を放ちます。
サニディン
ムーンストーンと呼ばれるもう一つの長石鉱物です。
ムーンストーンは厳密な鉱物種の定義を持たないため、青色閃光の美しさが重視され、サニディンもまたムーンストーンと呼ばれることがあります。
ムーンストーンの手入れ方法
柔らかい布で優しく拭く
自宅でのお手入れには、柔らかい布で優しく拭くことが基本です。
力を入れすぎず、表面をそっと拭う程度で十分です。
特にムーンストーンをはじめとするアクセサリー類は、見た目には汚れがなくても、肌に触れることで見えない皮脂汚れが付着することがあります。
身に着けた後は、自宅に帰ってアクセサリーを外したタイミングで柔らかい布で軽く拭く習慣をつけましょう。
万が一、目立つ汚れがついてしまい柔らかい布での拭き取りだけでは落ちない場合は、綿棒に少量の水を含ませて拭いてください。
その後、柔らかいタオルで優しく拭き取り、水気をしっかりと取り除きましょう。
この際も、強く擦らないようにすることで破損を防げます。
超音波洗浄やスチーム洗浄しない
絶対に避けるべき手入れ方法は、超音波洗浄やスチーム洗浄です。
これらは宝石の手入れ方法として一般的ですが、ムーンストーンのような衝撃に弱い石には適しません。
簡単にヒビが入ったり、割れてしまう恐れがあります。
フッ素酸が含まれた薬品や除光液を使って表面の汚れを落とすのも避けましょう。
多くの石は、その色や耐久性を高めるために表面に薬品でのコーティングが施されていますが、これらの薬品はムーンストーンのコーティングを剥がしてしまう可能性があります。
プロにクリーニングを依頼する
自宅での手入れに満足できない、もっときれいにしたいと感じる場合は、プロにメンテナンスを依頼するのも一つの方法です。
宝石加工業者やジュエリーショップには、専門的に石のクリーニングを行っているところがあります。
ムーンストーンを大切に長く身につけたい場合は、定期的にプロのクリーニングを依頼することをおすすめします。
ムーンストーンの注意点
急な温度変化に注意する
ムーンストーンは非常に脆い構造を持っているため、急激な温度変化にも注意が必要です。地球上のあらゆる物質は温度変化によって分子が膨張、収縮しますが、特に脆いムーンストーンは、日常的に起こり得る急激な温度変化に晒されることで割れてしまう可能性があります。
日常の気温変化程度では破損の可能性は低いですが、火を扱う場合には注意が必要です。
例えば、寒い冬に冷えたムーンストーンを急にキッチンなどで加熱する環境に晒すと、割れてしまう恐れがあります。
比較的光に対する変色の恐れは少ないですが、温度変化には十分気をつけ、急激な温度変化が予想される場面ではムーンストーンのアクセサリーを外すようにしましょう。
強い衝撃に注意する
ムーンストーンはモース硬度が6から6.5程度で、他の宝石に比べて衝撃に弱い石です。
硬いものに当たると壊れてしまう可能性があるため、装着時や保管には十分注意が必要です。
特に、ムーンストーンは「へき開性」という性質を持ち、分子配列の特定の方向から衝撃が加わると容易に破損します。
このため、ムーンストーンを守るために多くのアクセサリーは金属パーツで覆われていますが、それでも絶対に安心とは言えません。
ムーンストーンを長く美しく保つために、衝撃を避ける意識を持ちましょう。
6月の誕生石ブルームーンストーンの石言葉
ブルームーンストーンの宝石言葉には、「希望」「幸運」「恋の予感」「長寿」「健康」などがあります。
ムーンストーンと同じように、月の力を宿した石と信じられており、女性の象徴である月との関連から、優しく包み込む母性愛的な力を持つと考えられていました。
現在も恋愛成就のパワーストーンとして人気が高く、大切な人へのプレゼントに最適で、また、その上品な青の輝きは男性にも好評で、女性から男性へのプレゼントとしてもおすすめです。
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まとめ
今回は、6月の誕生石や石言葉などについて詳しく紹介しました。
6月の誕生石や石言葉について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
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