3月の誕生石の意味を知っていますか？
3月の誕生石について詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに3月の誕生石や石言葉などについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、アクアマリンの種類や特徴についても紹介します。
今回は以下の内容について解説していきます。
・3月の誕生石アクアマリンの歴史
・3月の誕生石アクアマリンはどんな石？
・3月の誕生石アクアマリンの種類
・3月の誕生石アクアマリンの石言葉
・3月の誕生石アクアマリンの特徴
・ジュエリーの購入や修理なら「ロンド」へ
3月の誕生石アクアマリンの歴史
アクアマリンという名前は、「水」を意味するラテン語の「アクア（aqua）」と「海」を意味する「マリン（marine）」の組み合わせに由来します。
この名前は、海の水を思わせる美しいブルーを持つことから付けられました。また、アクアマリンには数々の海にまつわる伝説が存在します。
ギリシア神話では、海の精霊が持っていた宝物が岸辺に打ち上げられたものがアクアマリンになったとされています。
また、昔の船乗りたちは航海中にアクアマリンを身に着け、海難を避けるお守りにしていたという話もあります。
これらの伝説や歴史から、アクアマリンは海と深い関わりを持つ宝石として愛されてきました。
和名「蘭玉」と呼ばれるアクアマリンは、鉱物学的に「ベリル」という鉱物の一種です。
ベリルは石に含まれる成分によって発色が異なり、その中でも淡いブルーを持つものがアクアマリンです。
ベリルが緑色に発色した石はエメラルドと呼ばれ、ピンク色に発色したものはモルガナイトと呼ばれます。
つまり、アクアマリンはエメラルドやモルガナイトと同じ鉱物の仲間です。
アクアマリンは世界中のさまざまな地域で産出されており、ナイジェリアやマダガスカルなどが有名な産地ですが、特に有名なのがブラジルです。
ブラジルのサンタマリア鉱山で採掘されるアクアマリンは深く美しいマリンブルーを持ち、世界最高品質と評価されています。
それと並び称されるのが、モザンビークの「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれるアクアマリンです。
ブラジルの鉱山では既にアクアマリンが枯渇しているため、現在ではモザンビーク産が最も高く評価されています。
3月の誕生石アクアマリンはどんな石？
アクアマリンは、エメラルドの親戚にあたる石で、淡い青色のベリルがアクアマリン、緑色のベリルがエメラルドと呼ばれます。
「海水」を意味する名前から、かつてヨーロッパの船乗りたちにお守りとして大切にされていました。
歴史的には、マリー・アントワネットがアクアマリンを好んで身につけていたと伝えられています。
世界最大のアクアマリンは「ザ・ドム・ペドロ・アクアマリン」と名付けられ、高さ約35cm、幅10cm、10,363カラットの大きさを誇ります。現在、アメリカのスミソニアン自然史博物館に展示されています。
アクアマリンは透き通る水色を持ち、色が濃いほどその価値が上がります。
サンタマリアアクアマリンは高値で取引されることが多いです。
アクアマリンの硬度（モース硬度）は7.5〜8程度であり、自然界の宝石の中では比較的硬い部類に入ります。
モース硬度の最大値は10で、最高硬度の宝石はダイヤモンド（硬度10）、続いてサファイアやルビー（硬度9）、アレキサンドライトやキャッツアイ（硬度8.5）となります。
3月の誕生石アクアマリンの種類
種類①サンタマリアアクアマリン
明るいサファイアのような青色を持つアクアマリンです。
アクアマリンは色が濃いほど高価になりますが、そのため、サンタマリアアクアマリンは比較的高額なものが多い傾向があります。
以前はブラジルのサンタ・マリア・デ・イタビラ鉱山が主な産出地でしたが、現在は閉山しているため採掘は行われていません。
現在では、他産地でも同品質のものはサンタマリアアクアマリンと呼ばれています。
種類②ミルキーアクアマリン
透明度が低く、薄い水色を持つアクアマリンです。
柔らかく優しいイメージを持つミルキーアクアマリンは、通常のアクアマリンよりも安価であることが多いです。
種類③アクアマリンキャッツアイ
宝石内部に直線状の輝きを持つアクアマリンです。
丸く削るとネコの目のように見えることからアクアマリンキャッツアイと呼ばれます。
アクアマリンキャッツアイは通常のアクアマリンよりも高額で、ネコ目状の光がはっきりしているものは非常に高価になります。
種類④モスアクアマリン
インクルージョン（内包物）が多く含まれるアクアマリンです。
モスアクアマリンに含まれるインクルージョンはイルメナイト（チタン鉱物）です。
内包物が多いほど黒くなり、黒味が強いものはブラックアクアマリンやブラックレインアクアマリンと呼ばれます。
3月の誕生石アクアマリンの石言葉
アクアマリンの宝石言葉には「勇敢」「沈着」「聡明」「幸福に満ちる」などがあります。
結婚4周年のアニバーサリーストーンと言われています。
3月の誕生石アクアマリンの特徴
アクアマリンの特徴①
水は古くから聖なる力を持つと信じられてきました。すべての生命が海から始まったように、水は穢れを祓い、新しい命をもたらす力があるとされています。このため、アクアマリンもパワーストーンとして、心身を清め、希望を与える力を持つと考えられています。
さらに、アクアマリンは心を穏やかにし、気持ちを癒す効果があるため、恋愛成就や家庭円満のお守りにも最適です。
アクアマリンの特徴②
3月の誕生石であるアクアマリンは、3月生まれの方への誕生日プレゼントに最適です。
その透き通るブルーは女性に人気があり、男性が身に着けられるデザインも豊富にあります。性別を問わず、アクアマリンのジュエリーは贈り物として喜ばれることでしょう。
さらに、3月生まれの方へのプレゼントだけでなく、結婚祝いとしてもアクアマリンは人気があります。
ヨーロッパの言い伝えによれば、結婚式当日に花嫁が「サムシングフォー」という4つのサムシング（何か）を身に着けると幸福な結婚生活を送れるとされています。
その一つは「青いもの」とされており、美しいブルーと「幸福に満ちる」という宝石言葉を持つアクアマリンは、花嫁が身に着けるのにぴったりです。
結婚祝いとして女性にアクアマリンのジュエリーを贈ることで、幸せな結婚生活を願う心が込められます。
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まとめ
今回は、3月の誕生石や石言葉などについて詳しく紹介しました。
3月の誕生石や石言葉について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
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